今、最もアツい競技「eスポーツ」!!

競技人口は?

競技人口は?

eスポーツの競技人口

近年話題のeスポーツは、世界の競技人口がおよそ1億3,000万人いるとされています。もともと人口が多い中国の競技人口については3億5,000万人越えが予想されているなど、今後プレイヤー人口はさらに増大すると見込まれています。ゲームプレイヤーのプロ化が早かったアメリカや賞金獲得額が世界的に見ても多い中国など、eスポーツ大国として圧倒的な強さを見せ続けている国もある中、eスポーツに力を入れ始めている国は年々増えています。韓国でも国をあげてeスポーツを促進するなど、eスポーツがスポーツの一種として広く認知されるようになってきている様子が世界各地で見られます。スポーツ選手のユニフォームにスポンサー名が入っているのと同じように、プロゲームプレイヤーが着用している洋服にもスポンサー名がつけられるようになっています。eスポーツのプレイヤー数が最も多いのはアメリカで、次に中国、韓国、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国と続きます。

日本のプロゲーマーはまだ多くない

日本においてもeスポーツの認知度そのものは広がっていますが、プレイヤー人口となると世界的にはかなり劣っている状況です。一般財団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が認定しているプロゲーマーの数は、2018年の段階で120人とかなり少なめです。その背景にあるのは、プロゲーマーに対する支援体制作りの遅れです。30年前にはプロゲーマーが誕生していた国がある一方、日本でプロゲーマーを支援する団体が生まれたのは2013年とかなり最近です。ゲームは子どもが遊ぶためのものであるという概念がどうしてもぬぐいきれなかった日本でも、ようやくeスポーツをスポーツとして認めようという雰囲気に変わってきました。今後は、eスポーツを目指す人材がさらに増えていくことが期待されます。

市場は今後ますます拡大する

現在、eスポーツの市場規模は拡大し続けています。プレイヤーはもちろん観戦を楽しむ人の数も増えています。プレイヤーとファンを合わせれば3億人以上の人々がeスポーツを楽しむようになっており、世界的に大きな経済効果をもたらすようになっています。2018年の段階で日本円にして1,000億円以上の経済効果をすでにもたらしており、3年後にはその額が倍増するという予測もあります。eスポーツに関心を持つ層は若年層のみにとどまらず、様々な年代、属性の人々が関心を寄せるようになっています。日本人のプロゲーマーが増えて世界で結果を残せるようになってくれば、プレイヤーやファンがさらに増えて日本のeスポーツがさらに盛り上がりを見せるようになるでしょう。